Songs

「一触即発(+2)」  紙ジャケット・シリーズ(2002年末リリース)には
ボーナス・トラックとして「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」と「ブエンディア」を収録

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ  末松康生作詞/森園勝敏作曲/四人囃子編曲
ブエンディア  岡井大二作曲/四人囃子編曲
 

 Album Credit

THE BAND
Katsutoshi Morizono / Vocal,A.Guitar,E.Guitar,S.E.
Hidemi Sakashita / A.Piano,E.Piano,Organ,Mellotoron,Mini Moog,S.E.
Shinichi Nakamura / Bass Guitar,Pedal Bass,Back Vocal,S.E.
Daiji Iwao / Drums,Air-Cymbals,Tubularbells,Tambourine,S.E.
Hand Clapping / All of members

THE SUPPORTING musician : Toshi Ishizuka / Exciting congas on track three Face:A

THE Crew: All Lyrics / Yasuo Suematsu (Except Half parts of "ISSHOKU-SOKUHATSU / Katsutoshi Morizono)
Executive & Advising Produced / Tatsuhiko Mitsumoto, Shinji Hinoki, Shigeo Takahashi
Produced / 四人囃子 for Cool Out Production
Recorded / February-April 1974 at T.S.C.
Cover Design / Hiroki Ando
Cover Illustration / Isao Aoki
Cover Idea / 四人囃子
ALL SONGS PUBLISHED BY INTERSONG K.K


Lyrics

空と雲

詩/末松康生 曲/中村真一

長く細い坂の途中に
お前の黄色いうちがあったよ

何か食べ物を買ってから
ともだちがくれた犬をつれてった
そのあたりには 古いお寺がたくさんあって
子供たちが楽しげに遊んでいた

冬は雪の上をすべりながら
夏は蝉の声のなかを

*何か食べ物を買ってから
ともだちがくれた犬をつれてった
そのあたりには高い木立ちがたくさんあって

空と雲を少しだけ隠していた
*Repeat

おまつり
(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)

詩/末松康生 曲/森園勝敏

なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツきて
おまつりのある街へ
その街にはいつも おまつりがあるのさ

みんな輪になっておどる
みんな輪になっておどる
おれもおどろうとしたけど
誰かの足をふんづけて
しようがなしにみんなの匂いを
かいでまわってたのさ

みんなで一つずつ 歌を唄うことになって
みんなはもちろん 彼女のことを歌ったのさ
おれの番がやってきて
あのこのことを唄おうとしたけど
文句を忘れてフシだけで唄ったのさ
そしたらみんなはおこって
おれの頭をなぐりつけたのさ

なにもすることがなくて
なにもすることがな〈て
おろしたてのバラ色のシャツも
もうやぶれそう
やっぱりおまつつのある街へ行くと
泣いてしまう

一触即発

詩/末松康生、森園勝敏 曲/森園勝敏

きもちのいい夕方に
ボタンの穴から
のぞいたらくしゃみなんて 出そうになって
アー空がやぶける
アー音もたてずに アーア・・・・・

あの青い空がやぶけたら
きっとあの海も
せり上がってくるにきまってる
アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

あの青い空がやぶけたら
きっとあの海がせり上って
そうなったら地は走り 風はおちてしまう
アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

そうなったら
もうおしまいだ
だってオレはキンピカの時計をもって
よろこばなけりゃならないんだ

もうちっともこわくなんかないさ
あの空のさけめから
あいつが降りてきたって
もうとってもいい気分さ
キンピカの時計がいったいどうしたって
みかん色の雲がすごい速さで
みんなを乗せてみどり色の星へと


「一触即発(+2)」  紙ジャケット・シリーズ(2002年末リリース) 収録内容

1、CD (CDのレーベル面は オリジナルLPのレーベルを再現)
2、紙ジャケット (オリジナル復刻)
3、インナー・スリーブ (オリジナル復刻)
4、新規ライナー・ノーツ (湯浅学)